MicrosoftのGabe Aul氏は19日(現地時間)、公式ブログBlogging Windowsに、「Upcoming changes to Windows 10 Insider Preview builds」という記事を投稿し、Windows Insider Previewの将来的な規約の変更を説明しました(The Verge、WinBeta、ITmedia)。
この記事の中で最も興味深い点は、Windows Insider Preview参加者はWindows 7/8のライセンス無しでも、Windows 10の正規ライセンスが入手可能になるともとれる以下の部分です。
As long as you are running an Insider Preview build and connected with the MSA you used to register, you will receive the Windows 10 final release build. Once you have successfully installed this build, you will also be able to clean install on that PC from final media if you want to start over fresh.
「(Windows Insider Programに)登録するのに使ったMSAで接続したInsider Preview buildを動かしているならば、Windows 10のファイナルリリースビルドを受け取ることができる。一度このビルドのインストールに成功すれば、フレッシュな状態から開始したい場合、最終版のメディアからPCにクリーンインストールすることもできる」
すなわち、現在無料で公開されているWindows 10のプレビュー版を、Windows Insider Program参加登録に使ったMAS(=Microsoft Account)接続状態で使っていれば、正規Windows 10のライセンスが無料で入手可能になる(しかもクリーンインストールできる)のです。
なお、Windows 10の次回ビルド以降、アップデートするためにMAS接続が必要になるとの説明もありますので、プレビュー版を使用している方は、どちらにせよMASを接続しておいた方が良さそうです。