Microsoftは現在、Chrome OSのライバルとなるような軽量OS「Windows Lite」の開発を進めていると噂されています。
新OSの詳細はいまだ謎につつまれていますが、著名なMicrosoft関連のリーカーWalkingCat氏の情報によると、このWindows LiteでWin32アプリが実行できる可能性があることがわかりました(MSPoweruser)。
同氏はツイッターで以下のような情報を呟いています。
+ Files/WindowsInternal.ComposableShell.Experiences.ViewHosting/Win32DesktopNode.xbf
— WalkingCat (@h0x0d) 2019年5月29日
from what I can see I guess WCOS StateSeperation thing is kinda similar to UWF from Windows Embedded/IoT, which redirects IO operations of files/registry to keep system partition clean/readonly
— WalkingCat (@h0x0d) 2019年5月29日
直接的な情報ではありませんが、Windows LiteではWindows Sandboxような隔離環境を用いて、Win32アプリが実行できるのではないかとの予想です。
Windows Liteは主に教育機関などで用いられるために開発を進められていると見込まれており、OSの安全性を確保するために、Microsoft Store以外からダウンロードしたアプリを実行することができないのではないかとも予想されていました。
Windows 10 Version 1903で導入されたWindows Sandboxのような技術が搭載されれば、従来のデスクトップWin32アプリを使用したいユーザーの救済策となりそうです。