Windows 10 Version 1903の最新の累積アップデートKB4507453で、更新プログラムのインストール後も更新の通知が表示され続ける、いわゆる「再起動通知ループ」の不具合が報告されていることがわかりました(Softpedia)。
不具合が発生した場合も、KB4507453のインストール自体は正常に終了し、再起動後もデスクトップが普通に表示されるそうですが、インストールを完了するために再起動が必要という通知が繰り返し表示されるようです。
Microsoftはこの不具合を現時点では、既知の問題に含めていませんが、いくつかの回避策が提案されています。
Windows Updateから再起動する
回避策の一つ目はWindows Updateの画面から再起動する方法です。
▲スタートメニューではなく、Windows Updateの画面に存在する「今すぐ再起動する」ボタンをクリックし、再起動することでこの問題を回避できる可能性があるそうです。
再起動後検索ボックスで「srvices.msc」を検索し、リストに含まれる項目から「Windows Update」を探して再起動しておきます。
Windows Updateを手動でチェックする
またもう一つの方法としてWindows Updateを手動でチェックする方法も提案されています。
この問題が単なる表示上の不具合である場合、手動チェックによって更新プログラムの適用が実際は必要ないことがWindowsに認識され、問題が解決する可能性があるとのことです。
今回の不具合が多数の環境で発生する場合、今後の更新プログラムで何らかの修正が行われる可能性もあります。