Widnows環境では、多種多様なハードウェアの中から自分の好みのパーツを選択して組み立てる、いわゆる「自作PC」を使用することができます。
自作PCでは、パーツの組み合わせに特に制限が存在しないため、自分のPCにどのようなパーツを使用していたのか、分からなくなる方もいるかもしれません。PCの蓋を開ければ確実に判定できますが、設置場所によっては蓋をあけるのが困難な場合もあります。
幸いそのような場合、Windows内部からハードウェアの情報を知る方法が存在します。今回は特にマザーボードの型番を知る方法を説明します。
コマンドプロンプトから実行
Windows環境でマザーボードの型番を知りたい場合、以下のコマンドを実行します。
wmic baseboard get product
すると以下のようにマザーボードの型番が表示されます。
▲この場合「Z68 Pro3-M」であることがわかります。かならずしもメーカーが提示する完全な型番ではない場合もあるようですが、この情報を元に絞り込むことができると思います。
まとめ
WMI(Windows Management Instrumentation)は Windowsのシステム管理用インターフェイスで、このインターフェイスを利用するためのコマンドラインツールが「wmic」です。
マザーボードの型番以外にもさまざまな情報が取得できますので、興味を持った方は公式ドキュメントなどを参照してみてはいかがでしょうか。