Microsoftは本日、Windows 10のプレビュービルド「Windows 10 Insider Preview Build 19023 (20H1)」をリリースしました(Windows Blog)。
公開されたプレビュー版は、来年の春に公開予定のWindows 10の大型アップデート「20H1」の開発版ビルドです。Windows Insiders Programの更新オプションでFastリングを選択しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Fastリングは新機能が先行して追加されるかわりに不安定になりやすく、安定性を求めるユーザーに対してはSlow/Release Previewリングの選択が推奨されています。Windows Insider Programのリングごとのビルドの提供状況はFlight Hubで確認可能です。
Build 19023の新機能
Build 19023ではWindows本体に新機能は追加されていません。
ただしドライバーの配信に関する実験が始まり、「オプション」に分類されたドライバーが自動的にダウンロード/インストールされない仕組みが導入されています。
オプション扱いのドライバーをインストールする場合、「設定 > Windows Update > オプションの更新プログラム」から手動でインストールすることは可能で、実験は20H1 Build 18980以降をインストールしているPCを対象として、2019年11月25日まで実施されます。
公式ブログにはその他の修正点や既知の不具合もリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします。