Windowsではおなじみのウィンドウスナップ機能を実現するオープンソースのMacアプリ「Snapp」が公開されています(Hacker News)。
Snappを実行し、ウィンドウをデスクトップの左右端にドラッグすると左右半分のサイズに、下端にドラッグすると下半分のサイズに、上端にドラッグすると全画面サイズにリサイズされます。
使用方法
今のところバイナリは提供されていませんので、自力でビルドする必要があります。
git clone https://github.com/gbrueckner/Snapp.git cd Snapp.git make install
「make install」するとSnapp.appがアプリケーションフォルダにコピーされ、ログイン時に自動起動するよう設定されます。「make uninstall」でアプリの削除よび自動起動が解除されます。
なお実行する際は、プライバシーのアクセシビリティで「Snapp.app」を許可する必要があります。
まとめ
設定画面も存在せず、自力でビルドする必要もあるため不親切な印象ですが、必要最低限の機能は搭載されています。
Objective-Cのソースコードが公開されているためOS X用のウィンドウマネージャーアプリを作成したい開発者にとっても参考となるでしょう。ただしライセンスはGPL3となっていますのでその点はご注意を。
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