ドイツのセキュリティソフトウェア調査会社AV-TESTは11月29日、Windows 10のホームユーザー向けのアンチウイルスソフト製品を比較した2019年9月〜10月期の調査結果を発表しました(Softpedia)。
同社が実施するテストは、アンチウイルスソフトをシステムの保護、パフォーマンス、ユーザビリティの3つの観点で比較し、それぞれ6点満点で評価するというもので、合計18点が最高となります。
今回の調査では、Bitdefender Internet Security、Kaspersky Internet Security、Symantec Norton Securityという3つの製品が満点の18ポイントを獲得しています。これに続くのがWindows DefenderやAvast Free Antivirus、McAfee Internet Security、Trend Micro Internet Securityといった製品で、17.5ポイントを獲得しています。
Windows 8.1やWindows 10に同梱されているMicrosoftのWindows Defenderは「システムの保護」が5.5ポイントと惜しくも満点を逃していますが、「パフォーマンス」と「ユーザービリティ」は6ポイントで高評価を獲得しています。
なおWindows Defenderの「システム保護」の結果は以下のようになっています。
ゼロデイマルウェア攻撃に対する9月の結果が100%に到達していませんが、それでも業界標準よりは高く、同梱ソフトとして十分な品質を提供しているといえそうです。