Microsoftが先日公開したWindows 7用の最後の更新プログラムKB4534310をインストールすると、一部の環境で壁紙が黒一色のものに置き換わってしまうとの問題が報告されていました。
その時点では不具合の原因ははっきりしていませんでしたが、その後Microsoftが問題を認め、壁紙の表示方法に関連した不具合であったことが判明しています(Windows Latest)。
現在KB4534310の既知の不具合に以下のような項目が追加されています。
不具合の症状は「壁紙の表示オプションでStretchを選択していた場合、黒の壁紙が表示される場合がある」というもので、回避策として以下の二つの方法が紹介されています。
- 表示オプションでStretch以外のFill、Fit、Tile、Centerを選び壁紙を設定する
- デスクトップの解像度に一致する壁紙を設定する
要するに「Stretch」の機能に不具合があるためそれを避けて壁紙を表示すると良いということだと思われます。なおMicrosoftは不具合の修正作業中とのことですが、Extended Security Updates(ESU)を契約している企業向けに修正を提供する予定とのこと。
サポート期間が終了している一般ユーザー向けのWindows 7には修正が提供されない計画だということが分かります。