Microsoftが1998年に公開した一般消費者向けのオペレーティングシステム「Windows 98」。大ヒットしたWindows 95の後継版で、実際に使用した経験のある方も多いかもしれません。
このWindows 98をリアルに再現したサイト「Windows 98 -- Packard Belle」が公開されています。
JavaScriptが得意なフロントエンド開発者Padraig氏によって作成されたサイトで、上記サイトのソースコードおよび、Reactで作成されたコンポーネントのライブラリ集も公開されています。
同サイトではPackard Belleで動作するWindows 98全体の様子を忠実に再現しており、以下のような特徴を持っています。
- Windows 98のUI
- CRTフリッカー
- 起動・シャットダウン画面
- デスクトップインターフェイス
- スタートメニュー
- リサイズ可能なウィンドウ
- メモ帳
- カスタム背景(Start > Settings > Control Panel)
- メモ帳のファイルの保存
- うっとおしいフロッピーディスのラグ
以下スクリーンショットをいくつか掲載します。
起動画面から忠実に再現
「Windows 98 -- Packard Belle」にブラウザでアクセスすると起動画面が表示されます。
▲パッカードベルは1933年にアメリカで創業しオランダに本社を置いた電気機器メーカーとのこと。
▲しばらく待つと「Windows 98」の起動画面が表示されます。
サイトの説明等は仮想デスクトップ上のREADMEファイルに掲載されています。
▲ファイルをクリックすると「Internet Explorer」で情報が表示されます。
▲その他スタートメニューからMinesweeperやNotepad、Paintなどおなじみのプログラムを起動することができます。
まとめ
「Windows 98 -- Packard Belle」はWindows 98をブラウザー上でリアルに再現するサイトです。Web開発者ならばどのような仕組みを用いて再現しているのかソースコードも参考になりそうです。