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Microsoft、Windows 10 21H1初のプレビュー版をインサイダーに公開 - 2回連続のマイナーアップデートが確定

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Microsoftは本日、Windows 10 Version 21H1初のプレビュー版となる「Windows 10 Insider Preview Build 19043.844 (21H1)」をリリースしました(Windows Blog)。

Windows Insider Programに参加しているBetaチャンネルユーザーは、Windows Updateを利用して手動でインストールすることができます(シーカーエクスペリエンスを介して提供されています)。

21H1 Build 19043.844は、20H2 Build 19042.844に含まれるすべての不具合の修正のほか、以下のような新機能が追加されています。

  • Windows Helloのマルチカメラに対応し、カメラ一体型のハイエンドディスプレイを使用する際に外部カメラの優先順位を選択できるようになった。
  • ドキュメントを開くシナリオ時間の最適化など、Windows Defender Application Guardのパフォーマンスが向上。
    • Microsoft Defender Application Guard (WDAG) Office文書を開くときに1分以上の遅延が発生する問題を修正。UNCパスまたはSMB共有リンクを使用してファイルを開こうとしたときに発生する。
    • 合計サイズが400MBを超えるファイルをコピーする際のRobocopyのパフォーマンスを改善。
    • WDAGコンテナがアイドル状態のときに、ほぼ1GBのメモリを使用してしまう問題を修正。
  • Windows Management Instrumentation (WMI) Group Policy Service (GPSVC) のパフォーマンス改善。リモート作業シナリオをサポート。
    • Active Directory管理者がユーザーまたはコンピュータグループのメンバーシップに加えた変更の伝播が遅くなる問題を修正。アクセストークンは最終的には更新されるが、管理者が gpresult /r または gpresult /h を使用してレポートを作成した場合、これらの変更は表示されない。

PCを21H1にアップデートすると、Windows Update を通じて新しい21H1 アップデートを自動的に受信し続けることになります。21H1インストールしていない環境では、今後数週間内にベータチャンネルのすべてが21H1に移行するまで、20H2アップデートを受け取り続けることになります。

現在の環境がどちらなのかは「winver」で確認可能です。


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