Microsoftは本日、Windows 11のプレビュービルド「Windows 11 Insider Preview Build 22000.120(KB5005188)」をリリースしました(Windows Blog)。
Windows 11のファーストプレビュー版に対する更新プログラムとして提供されており、多数の改善と修正を含むアップデートとなっています。Windows Insider Programの更新オプションでDev/Betaチャンネルを選択し、Windows 11のプレビュー版を使用しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
なお、Devチャンネルは新機能が先行して追加されるかわりに不安定になりやすく、安定性を求めるユーザーに対してはBeta/Release Previewチャンネルの選択が推奨されています。Windows Insider Programのチャンネルごとのビルドの提供状況はFlight Hubで確認可能です。
Build 22000.120の新機能
Build 22000.120の新機能は以下の通りです。
- MSAアカウントに新しいファミリーウィジェットが追加。全ての言語と地域に対応。Microsoftファミリーグループのメンバーの最近のアクティビティが確認できる。
- タスクバーの「チャット」アイコンに通知バッジを追加。順次ロールアウト開始。
- タスクバーのプレビューウィンドウに表示される「閉じる」ボタンの外観を改善。
- デスクトップの背景を変更する際、「設定」がすでに開かれていても、「タスクビューで背景を選択」を使用すると、実際に使用しているデスクトップに設定が移動するようになった。
- 「ディスプレイ設定」の「識別」ボタンを、複数のモニターを接続している場合の「モニターの配置」コントロールのすぐ下に移動し、見つけやすくした。
- ファイルエクスプローラーのコンテキストメニューを更新し、マウスユーザーのためにもう少しコンパクトにした。
- ファイルエクスプローラーのコマンドバーにある「新規作成」ボタンを更新し、すべてのオプションをネストしたリストではなく、1つのリストにまとめたドロップダウンメニュースタイルを使用するようにした。
- ALT+Tab、タスクビュー、スナップアシスト内のスペースやサムネイルのサイズの調整。
公式ブログには細かな不具合の修正や、既知の不具合もリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします。