Microsoftは本日、Windows 11のプレビュービルド「Windows 11 Insider Preview Build 22000.160(KB5005189)」をリリースしました(Windows Blog)。
Windows 11のプレビュー版に対する更新プログラムとして提供されており、多数の改善と修正を含むアップデートとなっています。Windows Insider Programの更新オプションでDev/Betaチャンネルを選択し、Windows 11のプレビュー版を使用しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
なお、Devチャンネルは新機能が先行して追加されるかわりに不安定になりやすく、安定性を求めるユーザーに対してはBeta/Release Previewチャンネルの選択が推奨されています。Windows Insider Programのチャンネルごとのビルドの提供状況はFlight Hubで確認可能です。
Build 22000.160の新機能
Build 22000.160の新機能は以下の通りです。
- 「フォーカスセッション」を搭載した新しい時計アプリのロールアウトが開始。フォーカスセッションは集中力を高めるための機能で、タイマーを設定したり、Spotifyと連携して音楽を再生したり、Microsoft To Doと連携したり、習慣づくりに役立てたりすることができる。
- スタートの下の電源メニューや、再起動通知、Windows Update設定ページ、タスクバーの右下のWindows Updateアイコンなどで更新のための再起動に必要な時間の目安を確認することができる機能をテストしてきた。現在SSDを搭載しているPCでのみ表示されるようになっていて、HDD搭載PCでは見積もりが表示されなくなる。バグ解消後にHDD搭載PCにも対応予定。
公式ブログには細かな不具合の修正や、既知の不具合もリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします。