Microsoftは本日、毎月米国時間の第2火曜日に提供している月例更新の一環として、Windows 10の各バージョンに対する累積アップデートをそれぞれ公開しました(Softpedia)。
今回公開された累積アップデートは以下の通りです。
- Windows 10 Version 2004/20H2/21H1/21H2: KB5008212
- Windows 10 Version 1909: KB5008206
- Windows 10 Version 1903: EOS
- Windows 10 Version 1809: KB5008218
- Windows 10 version 1803: EOS
- Windows 10 version 1709: EOS
- Windows 10 version 1703: EOS
- Windows 10 version 1607: KB5008207
- Windows 10 Version 1511: EOS
- Windows 10 Version 1507: KB5008230
それぞれWindows UpdateまたはMicrosoft Update Catalogを利用して導入することが可能で、変更点は以下の通りです(セキュリティアップデートの内容は日本Microsoftのブログで参照できます)。
December 14, 2021—KB5008212 (OS Builds 19041.1415, 19042.1415, 19043.1415, and 19044.1415)
Windows 10 Version 2004/20H2/21H1/21H2用の更新プログラムKB5008212では、OS内部の機能に対する雑多なセキュリティ向上が含まれています。
ハイライト:
Updates security for your Windows operating system.
改良と修正:
This update contains miscellaneous security improvements to internal OS functionality. No additional issues were documented for this release.
更新プログラムには以下の3件の既知の不具合が存在します。
症状 | 回避策 |
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カスタムオフラインメディアまたはカスタムISOイメージからWindowsをインストールしたデバイスでは、この更新プログラムによってMicrosoft Edge Legacyが削除されても、新しいMicrosoft Edgeに自動的に置き換えられない場合がある。 | LCUをスリップストリームする前に、2021年3月29日以降にリリースされたSSUをカスタムオフラインメディアまたはISOイメージにスリップストリームする必要がある。Windows 10, version 20H2およびWindows 10, version 2004で使用されているSSUとLCUの統合パッケージでこれを行うには、統合パッケージからSSUを抽出する必要がある。
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KB5003690(2021/6/21公開)をインストールした後、KB5004945(2021/7/6公開)以降のアップデートなど、新しいアップデートをインストールできないデバイスがある。その場合「PSFX_E_MATCHING_BINARY_MISSING」というエラーメッセージが表示される。 | さらなる情報と回避策をKB5003690で確認可能。 |
信頼されていないドメイン内のデバイスにリモートデスクトップを使用して接続するときに、スマートカード認証を使用すると接続に失敗することがある。 | KIR(Known Issue Rollback)によって解決されている。更新が適用されるまで最大24時間かかることがある。企業の管理対象デバイスについては特別なグループポリシーをインストールすることで問題を解消できる。 |
Windows Updateの他、Microsoft Update Catalogや、Windows Server Update Services(WSUS)を利用してインストールすることができます。