Windowsで作業している場合、エクスプローラーで表示しているフォルダやファイルのパスをコピーしたい場合があると思います。
Windows 10では、Shiftキーを押しながらファイルやフォルダを右クリックした際に表示される「パスのコピー」オプションを使用することができますが、Windows 11では、この作業がさらに簡単になっています。
Windows 11では、ファイルやフォルダを右クリックした際に表示されるデフォルトのコンテキストメニューに「パスのコピー」が含まれており、これを選択するだけで、目的のパス文字列をクリップボードにコピーすることができるのです。
それでなく、MicrosoftはWindows 11のプレビュービルドで、パスをコピーすることができる専用のショートカットキー「CTRL + Shift + C」を導入しています。キーボードを使用した場合、メニューを表示する必要もなく、さらに高速にパスをコピーすることができるのです。
コンテキストメニューの「パスのコピー」や上記ショートカットを使用してパス文字列をコピーした場合、Windowsクリップボードでコピーした内容が管理され、有効にしている場合、クラウド経由で複数のPCで同期することも可能となっています。
Windows 11のコンテキストメニューは、特に低価格帯のPCで表示速度が遅いという問題が指定されていますが、Microsoftは調査を実施し、プレビュー版で、ファイルエクスプローラーの問題とともに修正に取り組んでいます。