Microsoftは現在、デフォルトブラウザ「Edge」の開発を積極的に進めています。
最新の調査ではデスクトップブラウザのマーケットシェアでSafariを抜いて2位になるなど、順調に人気が増加していることがうかがえますが、あまりにもなりふりかまわない方法でシェアを増やそうとすると逆効果かもしれません。
WindowsでFirefoxをダウンロードしたときの挙動が酷すぎるとHacker Newsで話題になっています。
This is what happens if you try to download and install Firefox on Windows
Bing: "you don't need to download a new browser, we recommend Edge"
Windows: "to protect your pc we recommend only running ms verified apps, use Edge"
Disgusting pic.twitter.com/VmaFu1G0Ql
— Arne Brasseur (@plexus) April 3, 2022
Arne Brasseur氏は、WindowsでFirefoxをダウンロード、インストールしようとすると際に以下の事が起こるとツイートしています。
- Bing: 「新しいWebブラウザーをダウンロードする必要はありません」と検索画面に表示される。
- Windows: 「PCの保護をサポートするために、Microsoft検証済みアプリを入手することをおすすめします」とポップアップダイアログが表示される
これはFirefoxに限定されたものではなく、Chromeをダウンロード・インストールしようとした場合も、同じ状態となります。
幸い今回の挙動は、BingではなくGoogle検索エンジンを使用し、Windowsのアプリ設定で「アプリを入手する場所の選択」を「場所を選ばない」に変更することで回避することができますが、PCに詳しくないユーザーの場合、Firefoxを使用するまでのハードルはかなり高くなっているといえそうです。