近年AppleのmacOSや、Ubuntuを初めとした各種Linuxディストリビューションが人気を集めています。さらにiPadやAndroidタブレットをノートパソコンの代わりに使用することもでき、以前ほどWindowsの重要性は高くないといえるのかもしれません。
実際、MicrosoftのWindowsは2013年にデスクトップOS市場の90%以上のシェアを占めていたものの、競争の激化によりこの10年間で大幅に数字を減らしていると報じられています(BetaNews)。
StockApps.comの調査によると、2021年12月のWindowsのOSシェアは73.72％で、2013年の90.96％から17%に低下しています。
一方、AppleのデスクトップOS(macOS)は大きな躍進をとげ、2013年1月の7.95%から、2021年12月の15.33%へほぼ倍増しています。またLinuxも数字は不明ながら人気を集めているようです。
StockAppsのEdith Reads氏は、「OS市場におけるWindowsの支配力は、競争の激化により縮小している」と分析しています。Microsoftは代替OSとの競争に直面しており、特にオープンソースOSは、安全で高速、かつシンプルな機能を提供し、一部のコンピュターユーザーに魅力的なソフトウェアに成長していると指摘しています。
Microsoft期待のWindows 11のシェアも、AdDuplexの調査では今年の3月期にほとんど増えていないことが判明しており、以前のような圧倒的なシェアを維持することは不可能となっているのかもしれません。