「Trying stuff so you don't have to」をモットーとするWindows愛好家NTDevが、1MHzのIntel Pentium CPUで、Windows XPを起動してみたところ3時間かかったことがわかりました(Neowin)。
A tech demo of Windows XP running on the 1MHz Pentium.
It takes 3 FREAKING HOURS to boot!
(but I have sped it up for you)
It's also quite unstable, as you'll see at the end of the video
Also, on the corner it's hh:mm:ss! :)https://t.co/PB78hanh9C pic.twitter.com/X97ICWFmE9— NTDEV (@NTDEV_) April 26, 2022
起動後、CPUクロックを表示する簡単なアプリを開くことはできたものの、起動にはとてつもない時間が必要で、アプリ自体も安定していなかったそうです。またWindows XPのシャットダウンも正常には実行できず、ブルースクリーンが発生しています。
Microsoftが、Windows XPを発売したのは2001年で、最小要件として233MHz以上のクロックスピードのCPUが要求されていました。1MHzのCPUはそれよりも233倍遅いCPUということになり、要件を大幅に下回っていることになります。
なお、NTDevは実際に1MHzのPentium CPUを準備したわけではなく、エミュレーターソフトの86Box/PCemを再コンパイルして、CPUテーブルにありえないほど低い周波数を追加したようです。