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Microsoft、アプリクラッシュの原因となっていたWindows Direct3Dの問題を修正

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Microsoftが、2022年4月の更新プログラムを適用したWindows 11/10環境で発生していた、特定のアプリがクラッシュする問題に対処したことがわかりました(BleepingComputer)。

Windowsリリースヘルスページには以下のような情報が掲載されています。

S 20220516 202239

この問題は、KB5012643またはKB5011831以降の更新プログラムをインストールしたWindows 11(Version 21H2)およびWindows 10(Version 20H2、221H1、21H2に影響し、「特定のGPUを使用しているWindowsデバイスで、Direct3D 9を使用する一部のアプリが予期せず終了したり、断続的に問題が発生したりする場合がある」というものです。症状が発生した場合、Windowsログ/アプリケーションのイベントログに、失敗したモジュールd3d9on12.dllと例外コード0xc0000094のエラーが表示される場合があるとのこと。

Microsoftは、この問題を、不具合が発生した箇所を素早く元に戻すことができる「Known Issue Rollback(KIR)」で対処しています。KIRがプッシュされると、最大24時間以内にすべてのコンシューマーデバイスと非管理下のビジネスデバイスに修正が適用さます。

また企業の管理者向けには、Direct3Dの問題を解決するためのグループポリシーが提供されています。

グループポリシーを適用するには、ファイルをダウンロードした後、グループ ポリシーエディターを開き、ドメインコントローラー上のローカルコンピューターポリシーまたはドメインポリシーに移動して、グループポリシーを適用するWindowsのバージョンを選択する必要があります。


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