Microsoft Edge安定版でWindows 11風のUIが使用可能に

Microsoftは今週の初め、Edge 102の安定版をリリースしました。セキュリティの修正や、ポリシーの追加が行われただけで、目立った新機能は含まれていませんでしたが、Windows 11風のUIを有効にすることができる実験的なフラグが導入されていたようです(Neowin)。

Microsoftは1ヶ月前に、Edge Canaryチャンネルで新しいUIを有効にするオプションを追加し、Windows 11風のデザインをEdgeに適用する実験を行っていました。フラグを有効するとタイトルバーとツールバーにMica効果を適用できるほか、もう一つのフラグを使用し、丸みを帯びたタブを有効にすることもできました。

今回このフラグがEdgeの安定版にも導入され、フラグを変更することで誰でもテストすることができるようになっています。

以下の手順で有効にできます。

• Windows 11版のEdgeをv102以降に更新。
• Edgeのアドレスバーに「edge://flags/#edge-visual-rejuv-show-settings」と入力。フラグを「Enabled」に変更してブラウザを再起動する。
  
• Edgeの「設定 > 外観」で「タイトルバーとツールバーにWindows 11の視覚効果を表示する」をオンにする。「ブラウザーにタブの角丸を使用する」をオンにすることもできる。

新しい視覚効果はまだテスト中で、Microsoftはパフォーマンスの問題が発生する可能性があると警告しています。またこのUIはデフォルトの黒と白のテーマでのみ機能する模様。Mica効果はかなり微妙で分かりづらいですが、新しいUIが気になるという方は試してみてはいかがでしょうか。