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Windowsを自動更新する「Windows Autopatch」のパブリックプレビューの提供が開始

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Microsoftが、企業環境でWindowsやMicrosoft 365ソフトウェアを自動的に最新に保つことができるサービス「Windows Autopatch」のパブリックプレビューの提供を開始しました(BleepingComputer)。

Windows Autopatchは今年の4月に発表されたサービスで、Windows 10/Windows 11の品質・機能アップデート、ドライバー、ファームウェア、Microsoft 365 Apps for enterpriseのアップデートの展開を自動的に管理することができます。Windows 10/11 Enterprise E3ライセンス以上を所有する企業ユーザーに対し、2022年7月から無償で提供される予定です。

Windows Autopatchパブリックプレビューにテナントを登録するために必要な手順は、以下の通りです。

  • Endpoint Managerにグローバル管理者としてログインし、テナント管理メニューの下にあるWindows Autopatchブレードを見つける。Windows Autopatchが表示されていない場合は、適切なライセンスが存在しない可能性がある。ライセンスなどの前提条件の詳細については、「Windows Autopatchの前提条件」を参照。
  • InPrivateまたはIncognitoブラウザーウィンドウを使用して、パブリックプレビューコードを引き換える。
  • 準備評価を実行し、管理者の連絡先を追加し、デバイスを追加する。

Microsoftでは、テストリングにデバイスを追加する方法や、"テナントが準備できていない"、"デバイスが登録されていない" というステータスを解決する方法についても詳しく説明しています。

テナント用にセットアップされると、Windows Autopatchサービスは、組織のデバイス群を、Microsoftが「テストリング」として説明する4つのデバイスグループに自動的に分割します。最小限のデバイスが「Test」リングに、約1%が「First」リングに、約9%が「Fast」リングに、約90%が「Broadリング」に分類され、更新プログラムは、Testリングから順次展開されていきます。

アップデートのオーケストレーションを組織からMicrosoftに移行するこで、一度設定すればアップデートプロセスを計画する負担が、組織のITチームから取り除かれることになります。


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