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Windows 8.1/7用の月例品質ロールアップKB5014746、KB5014742などが公開 - 2022年6月の月例更新プログラム

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2018 08 21 110101

Microsoftは本日、月例更新の一環としてWindows 8.1、Windows 7などに対し、月例品質ロールアップとセキュリティオンリーアップデートを公開しました(Neowin)。

公開された月例品質ロールアップは以下の通りです(括弧内はセキュリティオンリーアップデート)。

更新プログラムは、Windows UpdateまたはMicrosoft Updateカタログを利用してインストールすることが可能で、それぞれの変更点は以下の通りとなっています。

June 14, 2022—KB5014738 (Monthly Rollup)

Windows 8.1/Windows Server 2012 R2用の月例品質ロールアップKB5014738では、LowIL(Low Integrity Level)プロセスアプリケーションからNULポートに印刷すると、印刷に失敗することがある問題の修正や、Microsoft File Server Shadow Copy Agent Serviceの特権昇格(EOP)の脆弱性(CVE-2022-30154)への対処が行われています。

リリースノートは以下の通りです。

  • Printing to a NUL port from a Low Integrity Level (LowIL) process application could cause printing failures.

  • Addresses an elevation of privilege (EOP) vulnerability under CVE-2022-30154 for the Microsoft File Server Shadow Copy Agent Service. To become protected and functional, you must install the June 14, 2022 or later Windows update on both the application server and the file server. The application server runs the Volume Shadow Copy Service (VSS)-aware application that stores data on the remote Server Message Block 3.0 (or higher) shares on a file server. The file server hosts the file shares. If you don’t install the update on both machine roles, backup operations carried out by applications, which previously worked, might fail. For such failure scenarios, the Microsoft File Server Shadow Copy Agent Service will log FileShareShadowCopyAgent event 1013 on the file server. For more information, see KB5015527.

更新プログラムには以下の1件の既知の不具合が存在します。

症状 回避策
特定の操作をクラスター共有ボリューム上のファイルやフォルダーに対して実行すると「STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)」が発生する。 以下のいずれかを実行する。
  • 管理者権限のあるプロセスから操作する。
  • CSVの所有権を持たないノードから操作を行う。

Microsoftは解決策を検討しており、今後のリリースでアップデートを提供する予定。

Windows UpdateやMicrosoft Update、Microsoft Update Catalog、Windows Server Update Services (WSUS)などを利用してインストールすることができます。

June 14, 2022—KB5014748 (Monthly Rollup)

Windows 7 SP1/Widnows 2008 R2 SP1用の月例品質ロールアップKB5014748では、LowIL(Low Integrity Level)プロセスアプリケーションからNULポートに印刷すると、印刷に失敗することがある問題の修正が行われています。

  • Printing to a NUL port from a Low Integrity Level (LowIL) process application could cause printing failures.

更新プログラムには以下の2件の既知の不具合が存在します。

症状 回避策
更新プログラムをインストールしてデバイスを再起動すると「Windows更新プログラムの設定に失敗しました」というエラーが表示されることがある。 これは次のような状況で想定される:
  • ESUでサポートされていないエディションを実行しているデバイスにこのアップデートをインストールする場合。サポートされているエディションの完全なリストは、KB4497181で確認可能。
  • ESU MAKのアドオンキーがインストールされておらず、アクティベートされていない場合。

ESUキーを購入してこの問題が発生した場合は、前提条件がすべて適用されていること、およびキーが有効化されていることを確認する。アクティベーションについてはこのブログ記事を参照する。前提条件については、この記事の「このアップデートの入手方法」を参照する。

特定の操作をクラスター共有ボリューム上のファイルやフォルダーに対して実行すると「STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)」が発生する。 以下のいずれかを実行する。
  • 管理者権限のあるプロセスから操作する。
  • CSVの所有権を持たないノードから操作を行う。

Microsoftは解決策を検討しており、今後のリリースでアップデートを提供する予定。

Windows UpdateやMicrosoft Update、Microsoft Update Catalog、Windows Server Update Services (WSUS)などを利用してインストールすることができます。


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