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Microsoft、Windows 11 build 25193で半分改良され半分壊れたトレイ領域を復活

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Microsoftが先日、Windows Insider ProgramのDevチャンネル向けにリリースした「Windows 11 build 25193」で、タスクバーの新しいトレイ領域のA/Bテストを実施していることがわかりました(Neowin)。

Microsoftは今年初めトレイエリアの再構築を行い、ツールチップやボタンのデザイン、間隔を変更し、オーバーフローメニュー(矢印ボタン)を無効化するオプションを備えた新しいデザインを披露しました。しかし、新しいトレイエリアは、通知領域でアイコンを移動できないことなどから、ユーザーからは否定的なフィードバックが寄せられ、Windows 11から削除されることが決定しています。

今回、Microsoftは初心に戻って、トレイエリアの改善に取り組み、新しいデザインを一部のユーザー向けに提供している模様です。新しいトレイ(上)と古いトレイ(下)の比較は以下のようになります。

1662108618 new tray area 1662108661 old tray area

アイコンの間隔やツールチップの色などが変わっていることがわかります。

ただし、新しいトレイにもアイコンをドラッグ&ドロップする機能は搭載されておらず、設定アプリを使用してアイコンを並べ替える必要があります。オーバーフローアイコンの、オン・オフを切り替えることができるオプションも存在するため、不要な場合はこのボタンをオフにすることで見た目を少しすっきりさせることもできるようです。

Microsoftは新しいトレイエリアをアナウンスしておらず、今後のビルドで機能が拡張されていくことが期待されます。


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