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Microsoft、Windows 11 22H2に影響するプリンター関連の問題を認め、 アップグレードブロックも設定

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Pexels photo 193057

Microsoftは9月29日(現地時間)、Windows 11 Version 22H2に影響するプリンター関連の問題が存在する事を認めました。プリンターがデフォルト設定でセットアップされてしまうという問題で、該当する環境では、22H2へのアップグレードがブロックされています。

Windows 11リリースヘルスページには以下のような項目が追加されています。

S 20220930 203927

不具合の内容は、Microsoft IPP Class DriverまたはUniversal Print Class Driverを使用してインストールされたプリンターが、プリンターとの接続に問題のあるWindowsデバイスにインストールされた場合、問題が発生することがあるというものです。

Windowsはプリンターの機能を識別するためにプリンターとの接続を必要とし、接続できない場合、プリンターはデフォルト設定でセットアップされます。カラー、両面印刷、用紙サイズや種類の設定、300x300dpi以上の解像度など、プリンター固有の機能を使用できない場合、この問題の影響を受ける可能性があるとのことです。

この問題は、22H2へアップグレードしても引き継がれるため、Microsoftは、Microsoft IPP Class DriverまたはUniversal Print Class Driverを使用するプリンターを搭載したWindowsデバイスが、Windows 11 Version 22H2にアップグレードできないように、互換性ホールドを適用しています。

回避策として、Microsoft IPP Class DriverまたはUniversal Print Class Driverを使用するプリンターをすべて削除する方法が提案されています。他のセーフガードが存在しない場合、これでアップグレード可能となるそうです(最大で48時間必要)。

Microsoftは解決策を検討中で、今後のリリースで最新情報を提供する予定です。


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