Microsoftは本日、Windows 11 Version 22H2のプロビジョニングパッケージが期待通り動作しない不具合が存在することを認めました(Neowin)。
Windows 11 22H2のリリースヘルスページには以下のような項目が追加されています。
不具合の内容は「Windows 11 Version 22H2(Windows 11 2022 Update)でプロビジョニングパッケージを使用すると、期待どおりに動作しないことがある」というもので、Windowsが部分的にしか構成されず、Out Of Box Experience(OOBE)が終了しなかったり、予期せず再起動したりする可能性があるとのこと。
プロビジョニングパッケージは、企業や学校で新しいデバイスを設定するために使用される.PPKGファイルで、この問題は、初期セットアップ時に適用されるプロビジョニングパッケージに発生する可能性があるそうです。Windows Autopilotを使用するWindowsデバイスのプロビジョニングはこの問題の影響を受けません。
回避策として、Windows 11 22H2にアップグレードする前に、Windowsデバイスをプロビジョニングする方法が提案されています。
Microsoftは現在この問題を調査中で、次回のリリースで最新情報を提供する予定だと説明しています。