Microsoftは先日、Windows 11 Version 22H2に対し、オプション扱いの累積アップデートKB5019509を公開しました。この更新プログラム「Moment 1」には、タブ機能付きのファイルエクスプローラー、サジェストアクション、タスクバーのオーバーフローなどいくつかの注目すべき新機能が含まれています。
しかし、KB5019509のリリースノートは、タスクバーからタスクマネージャーを起動することができるショートカットメニューの追加に関して言及しておらず、どうやらWindows 11 Version 22H2の製品版ではまだこの機能が有効になっていないようです。
この機能を有効にするためのレジストリハックがRedditユーザーによって発見されています(gHacks)。
レジストリエディタを使用する
タスクバーからタスクマネージャーを起動することができるショートカットメニューを追加するためには、レジストリエディタを使用する必要があります。
以下の手順を実行します。
- 「regedit」を検索し、レジストリエディタを起動する。
- アドレスバーに以下の文字列を貼り付け、Enterキーを押す。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FeatureManagement\Overrides\4
- 右側のペンを右クリックし「新規作成 > キー」を選択。名前を「1887869580」とする。
- 作成したキーを選択し、「新規作成 > DWORD」で新しいDWORD値を作成。。名前を「EnableState」とし、ダブルクリックして値を0から2に変更する。
- さらに「新規作成 > DWORD」で新しいDWORD値を作成。名前を「EnabledStateOptions」という名前にする。値はそのまま。
PCを再起動するとタスクバーのコンテキストメニューに、タスクマネージャーを起動するためのショートカットメニューが追加されるはずです。
シンプルな機能なので今後、月例アップデートなどによってすぐに利用可能になると思われますが、それまで待てないという方は自己責任のもと実行してみてはいかがでしょうか。