MicrosoftがWindows 11のスタートメニューに追加する新機能としてテストし、物議を醸していた「Webサイトの推奨機能」が、最新のDevチャンネルビルドで削除されています(Neowin)。
この機能はBuild 25247で導入され、広告の表示にもつながる可能性があるMicrosoftの最悪のアイデアとして批判されてきました。同機能を好ましく思っていなかった多くのユーザーにとっては歓迎すべき変更だといえそうです。
Microsoftは最新のプレビュー版Windows 11 Build 25272のリリースノートで次のように説明しています。
We are removing the suggestion action for searching copied text in Microsoft Edge and showing recommend common websites on the Recommended section in Start – both of which began rolling out with Build 25247. Thanks to all the Insiders who gave us feedback on these two experiences. As a reminder, features and experiences we try out in the Dev Channel may get removed and never released beyond the Dev Channel as we incubate new ideas and get feedback from Insiders.
Microsoft Edgeでコピーしたテキストを検索する際のサジェストアクションとスタートの「おすすめ」セクションによく使うウェブサイトを表示する機能を削除しました(いずれもBuild 25247でロールアウト開始）。この2つのエクスペリエンスについてフィードバックをくれたすべてのInsiderに感謝します。なお、Dev Channelで試している機能や体験は、新しいアイデアを検討し、Insiderからフィードバックを得るため、Dev Channelを越えてリリースされることなく削除されることがあります。
Edgeでハイライトされたテキストを検索することができるサジェストアクションも削除されています。
今回削除された機能は、将来のアップデートで復活する可能性はあるものの、否定的フィードバックや使用率の低さなどの要因によって、永久に闇に葬られる可能性もあります。