Windows 11 Version 21H2/22H2に、「ローカルセキュリティ機関の保護がオフになっている」という警告が表示される既知の不具合が存在する事がわかりました。
Windows 11の既知の不具合をまとめたページには以下のような情報が掲載されています。
不具合の内容は、Update for Microsoft Defender Antivirus antimalware(KB5007651 Version 1.0.2302.21002)をインストールすると、「ローカルセキュリティ帰還の保護がオフになっています。端末が脆弱である可能性があります」というセキュリティ通知や警告が表示されることがあるというものです。保護機能を有効にすると、Windowsデバイスで再起動が必要である旨のメッセージが表示される場合があるとされています。
問題は、Update for Microsoft Defender Antivirus antimalware(KB5007651)によって発生し、3月14日に公開されたWindows 11の更新プログラムKB5023706とKB5023698は関係ないとのこと。
回避策として、ローカルセキュリティ機関(Local Security Authority)の保護を有効にし、デバイスを少なくとも1回再起動している場合、警告通知を解除して、再起動を促す追加の通知を無視する方法が案内されています。現在のところ、この問題に対する他の回避策は推奨されていません。
メッセージが表示されても焦らず、Microsoft側の対応を待った方がよさそうです。