Microsoftは先日、Windows 11 Version 22H2用のプレビューアップデートKB5023778を公開し、新機能の一つとして「Microsoftアカウントの通知」機能を導入しました。
新機能はスタートメニューに通知が表示されるというもので、一見無害な機能のように思えますが、通知というよりもむしろ、Microsoftのサービスの使用を促進するための広告のようにも見えます。
Microsoftが提供したスクリーンショットは、デバイス上のローカルファイルをクラウドサービスにバックアップすることを提案しており、特に明言されていませんが、MicrosoftのOneDriveサービスの利用を推奨するものと考えられるからです。
この新しい広告(?)が気に入らない場合、Windows 11の設定を変更しておくと良いかもしれません。
Windows 11の広告を最低限にする
Windows 11に表示される余計な情報を非表示にしたい場合、以下の設定を変更します。
- スタートから設定画面を開く。
- 「システム > 通知」を開く。
- 下にスクロールし「追加の設定」を開く。
- 「更新後およびサインイン時にWindowsのウェルカムエクスペリエンスを表示して、新機能と提案を表示する」をオフに。
- 「Windowsを最大限に活用し、このデバイスの設定を完了する方法を提案する」をオフに。
- 「Windowsを使用する際のヒントや提案を入手する」をオフに。
現在スタートメニューの広告は一部ユーザーに対してだけ展開されている状態ですが、今後フィードバックを受けて展開範囲が拡大する可能性があります。