Microsoftは4月7日(現地時間)、Windows Insider ProgramのCanaryチャンネル向けの最新ビルド「Windows 11 Insider Preview Build 25336」をリリースしました(Windows Blog)。
Canaryチャンネルで公開されるビルドは、将来の機能アップデートで追加される可能性のある、さまざまな新機能が先行して実装されています。プレビューチャンネルの中で最も不安定な可能性があり、提供されるドキュメントも限定的なものとなっています(例えば既知の不具合は掲載されないなど)。
Windows Insider Programの更新オプションでCanaryチャンネルを選択し、Windows 11のプレビュー版を使用しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Build 25336の新機能
Build 25336では、以下の設定画面の改良が行われています。
- 「設定」内の検索のパフォーマンスを向上。
- 2つ以上のディスクリートグラフィックスアダプターを搭載し、統合グラフィックスを利用していないシステムでは、ディスクリートグラフィックスアダプターのうちどちらを高性能とみなすかを選択できるようになった。「設定 > システム > ディスプレイ > グラフィックス > デフォルトのグラフィックス設定」に移動し、デフォルトの高性能GPUとして指定したいディスクリートグラフィックスアダプターを選択する。
- ALT+TABおよびスナップアシストでタブを表示する場合、「設定 > マルチタスク」で「最新のタブを20個まで」という制限が導入された。この変更は、先週のBuild 25330でロールアウトされた。
公式ブログには細かな修正内容がリストアップされていますので、インストールする前に確認することをおすすめします。