Microsoftは先日、かつて「最後のWindows」だとしたWindows 10の機能アップデートを終了し、最終バージョンが22H2であると発表しました。現在はWindows 11に対して新機能の追加が積極的に行われている状態ですが、Windows 12が開発中であるとの噂も数ヶ月前からすでに流れています。
今回このWindows 12のコンセプト動画がYouTubeに公開されています。
動画を作成したのは、Windows XP 2022 EditionやWindows 7 2022 Editionなどの作成を手がけたコンセプトクリエイターのAddy Visuals氏で、実現性の高そうなリアルな新機能が具現化されています。
▲スタートメニューはわかりやすく整理され、ピン留めしたアプリやウィジェット、最近使用したアプリなどに素早くアクセスできるようになっています。
▲「ダイナミックタスクバー」と呼ばれる新しいタスクバーは、「結合」「クラシック」「コンパクト」といった表示方法を選択することができ、アプリをグループとして登録することができます。
▲「App Groups」はアプリをグループとして整理することができる新機能です。
▲ファイルエクスプローラーも完全に新しいデザインに刷新され、左下にはファイルをドラッグ＆ドロップして後で利用できるドロップゾーンが追加されています。
▲ダークモードを自動的に適用することができる新機能も搭載されています。
今回のコンセプトで示された新機能は、過去のWindowsやmacOS、その他サードパーティ製ソフトウェアからヒントを得たものも多く、現在の技術でも十分に実現可能なものだといえそうです。
Windows 11ではスタートメニューやタスクバーのデザインの変更が行われただけに、Windows 12にどのようなデザインが採用されるのか今後さらに注目を集めることになりそうです。