Microsoftが先日したWindows 11のプレビュービルドの情報から、「Windows 11 23H2」の存在が公式に確認され、今年秋にリリースされる予定であることがわかりました。
Windows 11 Build 25375(Canaryビルド)では、Windowsのバージョン情報ダイアログ(winver)や、設定画面のバージョン情報などで、「23H2」への言及が確認できます。
23H2は22H2に続くWindows 11の機能アップデートとなりますが、22H2と比較して小規模なアップデートになると見込まれています。Microsoftは、2024年秋のリリースが噂される「Windows 12」へ取り組んでおり、Windows 11の機能アップデートでは、新機能よりも品質の改善がメインになると見込まれているからです。
ただし、新機能が全く期待できないわけではなく、以下のような注目の新機能が搭載されると予想されます。
タスクバーの結合しないモードがついに復活
Windows 11 23H2で最も期待されている新機能の1つは、タスクバーへの「結合しない」モードの導入です。結合しないモードでは、タスクバーでアプリケーションの各ウィンドウを個別に識別することができ、ラベルも表示されるようになります。
プレビュービルドでは、「設定 > 個人用設定 > タスクバーの動作」で動作をカスタマイズ可能となっている事が確認されています。
その他、検索ボックスと検索ハイライトへの新しいホバー動作の導入(ホバーで検索フライアウトが表示される)や、ファイルエクスプローラーのデザインの刷新など、いくつかの新機能の導入が予想されています。
[via Windows Latest]