Microsoftは7月27日(現地時間)、Windows Insider ProgramのDevチャンネル向けの最新ビルド「Windows 11 Insider Preview Build 23511」をリリースしました(Windows Blog)。
Devチャンネルで公開されるビルドは、将来の機能アップデートで追加される可能性のある、さまざまな新機能が先行して実装されています。特定のリリースとは直接結びつけられておらず、ビルドに含まれる新機能や改善点は、準備が整い次第、将来のWindowsリリースに反映される可能性があります。
Windows Insider Programの更新オプションでDevチャンネルを選択し、Windows 11のプレビュー版を使用しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Build 23511の新機能
Build 23511の新機能は以下の通りです。
Windows Spotlightのさらなる改善
Windows Spotlightの改良。フルスクリーンでの画像のプレビュー、画像の詳細を提供する機能、最小化されたエクスペリエンスなど。Windows Spotlightエクスペリエンスを開くにはデスクトップのアイコンを右クリックする。ダブルクリックすると詳細情報を表示するBingのランディングページが表示される。
Windows Spotlightを有効にするには、デスクトップを右クリックし、「個人用設定」を選択し、新しいSpotlightテーマを選択する。または、「設定 > 個人用設定 > 背景」から設定する。
スタートメニューの調整
Windows 11 Pro/EnterpriseエディションでAADアカウント(まもなく Microsoft Entra ID になる予定)でログインしているユーザーは、「おすすめ」のWordドキュメントの上にカーソルを置いたときに、よりリッチなプレビューが表示されるようになった。
スタートメニューの「すべてのアプリ」の下にある、Windows 11のシステムコンポーネントに、「システム」ラベルが表示されるようになった(段階的に提供中)。
タスクバーとシステムトレイ
通知がシステムトレイにベルとして表示されるようになり、新しい通知が届くと、ベルの色がシステムのアクセントカラーに基づいて変わるように。
スナップレイアウト
クラッシュの原因となっていたバグを修正し、スナップレイアウトのサジェスチョンをオフにした。スナップレイアウトのサジェスチョンは、複数のアプリのウィンドウを瞬時にスナップすることができる機能。
公式ブログには細かな変更内容がリストアップされていますので、インストールする前に確認することをおすすめします。