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ファイルエクスプローラーの刷新はWindows 11 23H2にアップグレードしたくない理由になるかも

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Microsoftは今年後半にWindows 11の機能アップデート「23H2」をリリースする予定です。Windows 11 23H2ではファイルエクスプローラーの刷新が予定されており、ギャラリー機能の導入やタブ管理の改善、OneDrive統合などが行われる予定ですが、パフォーマンスの面では問題があるのかもしれせん。

Gustave Monce氏はMicrosoftの最も安価なWindows 11対応タブレットである「Surface Go 2」で新しいファイルエクスプローラー(Canaryビルド)を実行する動画を公開し、画面が開くまでに15秒ほど時間がかかる事を示しています。

Surface Go 2はエントリーレベルのIntelプロセッサー、4GBのRAM、低速のeMMCストレージを搭載したタブレットで、もともと性能は高くありませんが、Intel Core i5-7600Kと16GBのRAMを搭載したデスクトップPCでも、ファイルエクスプローラーの起動に21秒もかかるという指摘もあります。

これ以外にも、第11世代のIntel Core i3プロセッサーを搭載したHP Pavilion x360ノートPCや、Ryzen 5 2600を搭載したデスクトップPCでも同様の状況が発生している模様。Ryzen 3400Gと16GBのRAMを搭載したシステムで、刷新されたファイル・エクスプローラーが「ほとんど使えない」と不満を募らせているユーザーもいるなど、フィードバック・ハブには不満の声が多く寄せられています。

MicrosoftはファイルエクスプローラーをWinAppSDKをベースにしたものに置き換え、一貫した体験を提供する予定ですが、パフォーマンスに関しては想定外の悪影響がでているのかもしれません。23H2正式リリースまでに状況が改善される事を期待したいと思います。


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