MicrosoftはWindows 10のリリース時、Windows 7やWindows 8ユーザーに対して無償アップグレードを提供しました。無償アップグレードは1年限定でしたが、その後も実行可能な状態が続き、Windows 11への直接アップグレードも可能な状態でした。
先日、この抜け道がついに使えなくなり、アップグレードができなくなったことをお伝えしましたが、その際、アップグレードができなくなっているのが確認されたのは、Windows 11 Canaryビルドでした。
しかし今回The Vergeは、Windows 7のライセンスキーを使い、Windows 11 22H2へアップグレードできなくなっている事を確認したと伝えています。
Windows 11 22H2をクリーンインストールし、いくつかのWindows 7キーをテストしてたところ「有効なデジタルライセンスまたはプロダクトキーがないため、このデバイスでWindowsをアクティベートできません」というエラーメッセージが表示されたとのこと。
Windows 7やWindows 8のキーからアップグレードした、既存のWindows 11環境は引き続き使用することができますが、今後は新規インストール時に古いキーは使えず、正規のWindows 11ラインセスを購入するしかないということになります。