Microsoftは現在、Windows 11に対して積極的に新機能を追加しており、Windows 10への機能の追加はほとんど行っていません。
ただし、月例更新プログラム経由で小さな新機能が追加される事はあり、最近公開されたWindows 10 22H2用のプレビューアップデートKB5031445でもスタートメニューに関する変更が行われていることがわかりました(Neowin)。
KB5031445を適用した環境で、スタートメニューを表示すると、一部のアプリに「システム」というラベルが表示されるようになっていることがわかります。Windows 11 Build 23511で導入された変更で、Windows 10の機能がアップデートされたと考えれば、小さいとはいえ興味深い変更だといえそうです。
Microsoftはこの機能を次のように説明しています。
Under All apps in the Start menu, Windows 11 system components will now show a “system” label.
スタートメニューの "すべてのアプリ"で、Windows 11のシステムコンポーネントは"システム"ラベルを表示します。
なお、「システム」がつけられたアプリもアンインストールすることが可能で、右クリックやターミナルのPowerShellコマンドを使って削除することができます。
Windows 11では、設定アプリにシステムコンポーネントを管理するための新しいセクションが追加され、Microsoft Storeアプリにもラベルが追加されるなど、情報を見やすくするためのさらなる変更が行われています。
Windows 10は2025年10月にサポート期間が終了する予定ですが、それまでにWindows 11のいくつかの小さな変更はバックポートされる可能性はありそうです。