MicrosoftはWindows 11で「ウィジェット」機能を導入しました。
Windows 10で導入された「ニュースと関心事項」と似た機能で、タスクバー左にあるアイコンをクリックすると、ウィジェットボードが表示され、天気や株価、ニュースを確認することができます。
ウィジェット機能は便利な機能ですが、表示される内容をカスタマイズする機能が不十分で、例えばニュースを簡単に非表示にすることはできませんでした。
しかし、Microsoftこれに対応するため、ニュースを非表示にすることができる機能を開発中で、プレビュー版として提供されているWindows Web Experience Packをインストールすることで、製品版のWindows 11でもクリーンなウィジェットボードを実現できることがわかりました
その方法は以下の通りです。
待望のニュースなしウィジェットが実現
以下紹介する方法はプレビュー版のコンポーネントを外部サイトから導入する必要があります。システムが不安定になる可能性があるため、重要なPCでは実行しないことをおすすめします。
- store.rg-adguard.netにアクセスし、最初のリストボックスでProductIDを選択。※以下のステップ4までははWeb Experience Pack version 523.33200.0.0以降のバージョンがインストールされている場合は不要。
- 検索ボックスに9MSSGKG348SPと入力、隣のリストでFastを選択してチェックボックスボタンをクリック。
- MicrosoftWindows.Client.WebExperience_523.33200.0.0_neutral_~_cw5n1h2txyewy.appxbundle をダウンロードする(危険なファイルだと認識されてダウンロードできない場合、右クリックから保存を実行)。
- ダウンロードしたappxbundleをダブルクリックしてインストールする。
- GitHubからViVeTool をダウンロード。
- 管理者権限のプロンプトを開きViVeToolを解凍したフォルダに移動。
- 以下のコマンドを実行。
vivetool /enable /id:45393399
- PCを再起動する。
- ウィジェットボードを開く。
- 右上の設定ボタンをクリック。
- フィードの表示/非表示をクリック。
- Microsoft Startをオフに。
これでウィジェットからニュースが消えるはずです。現段階では複雑な手順が必要ですが、該当のWindows Web Experience Packが製品版に展開されればば、簡単にニュースをオフにすることができるようになりそうです。
なおウィジェットをのものを無効にする方法は以下の記事で説明しています。
https://softantenna.com/blog/windows-11-widget-news/
[via Neowin]