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Microsoft、Windows の「HP Smart」自動インストールバグの修正プログラムを静かに更新していた

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Pexels photo 193057

先月末、Windows 11/10/Serverで、HP製プリンター用のアプリ「HP Smart」が無関係な環境で自動的にインストールされるという問題が多数報告されました。

広範囲に影響したためMicrosoftもすぐにこの問題を認め、不具合の原因はHP側になかったことを確認し、原因となっていたメタデータの問題を解決する修正プログラムを1週間半後に公開しています。

公開された修正プログラム(ツール)を実行すると、正しいプリンターメタデータ(名前やアイコンなど)が復元され、不正なHP LaserJet M101-M106プリンターが削除され、HP Smartアプリ(不正なメタデータが存在する場合)がアンインストールされます。

このツールの修正版がMicrosoftから静かに公開され、Microsoftダウンロードセンターからダウンロード可能となっていることがわかりました(Neowin)。

ツールはアーキテクチャ毎に4つ準備されています。

  • x86 systems: PrintMetadataTroubleshooterX86.exe
  • x64 systems: PrintMetadataTroubleshooterX64.exe
  • ARM32 systems: PrintMetadataTroubleshooterArm32.exe
  • ARM64 systems: PrintMetadataTroubleshooterArm64.exe

問題が発生している環境では以下の手順で実行することができます。

  • スタートでcmdと入力し、表示された「コマンドプロンプト」を右クリックし、管理者として実行する。
  • コマンドプロンプトでcd /d “[path_to_downloaded_tool]”と入力し、エンターキーを押す。
  • ダウンロードしたファイル名を入力し(例えばPrintMetadataTroubleshooterX86.exe)、エンターキーを押す。

問題が発生している環境では、「Troubleshooter completed successfully」というメッセージが表示されるそうです。


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