Microsoftが先日公開した「Windows 11 Build 26200」(Canaryチャンネルビルド)の中に、「AI Explorer」関連の機能が含まれていることがわかりました(Windows Latest)。
MicrosoftウォッチャーのAlbacore氏によると、Build 26200には、AIエクスプローラーに関連したグリフが存在し、「Screen Capture」と呼ばれる機能に関連している模様。
New glyphs related to AI Explorer features are present in build 26200 (perhaps a few earlier ones too)
The highlighted one seems to be related to a feature called "Screen Capture"
Little shreds of code that were missed by the "public compile cleanup crew" also exist pic.twitter.com/vTnTIsvxaS— Albacore (@thebookisclosed) April 22, 2024
画面をキャプチャし、AI機能を使って処理する機能だと考えられています。
またBuild 26200にには、「aihost.exe」をはじめとした新しいファイルが追加されていて、画像認識やその他のタスクを実行する予想されています。た新しいファイルの中に存在する以下のような文字列情報が見つかったとのことです。
- AIホストは実行されていません。
- 画面理解が一時停止されています。
- モデルが利用できず、ダウンロードする必要があります。AIホストが応答しません。
- タスクマネージャーからaihost.exeを終了してください。
されにもう一つのコードネーム「Discovery Overlay」が発見されています。この機能はタスクバーの周りに表示され、アクションを起こすことを提案するものだと予想されています。既存のCopilotに似ていますが、より高度な機能を提供すると考えられます。
なお、AIエクスプローラーの要件は非常に高く以下の通りになると予想されています。
- ARM64 CPU
- 16GB以上のRAM
- 最低225GBのシステムドライブ
- NPUを搭載したSnapdragon X EliteおよびX Plus
AIエクスプローラーがお披露目されたとしても、実際に実行できるのはごく一部のWindows 11ユーザーのみということになりそうです。