Windows 11 Version 24H2ではAI非対応PCのデスクトップにウォーターマーク(透かし)警告が表示されるようになるかもしれません。
Windows情報に詳しいAlbacore氏は、Windows 11 Build 26100のコードを調査し、AIエクスプローラーの要件がOS内にコード化されていることを発見します(Neowin)。
要件にはARM64 CPU、最低16GBのメモリ、システムドライブの最低225GBの空き容量などの項目が含まれていたそうですが、Build 26200では、AIエクスプローラーが要件をチェックし、要件が満たされていない場合オーバーレイ警告を表示する機能が含まれていたそうです。
Looking at bits present in insider build 26200, AI Explorer indeed checks these requirements and if they aren't met, a warning will be present in its overlays. You can however skip the check altogether by disabling ID 48486440. This only disables AIX making the check, not the API https://t.co/XmnjzCZqEw
— Albacore (@thebookisclosed) April 22, 2024
ただし、ID 48486440を無効にすることで、チェックを完全にスキップできるとのこと。
この警告表示機能が製品版のWindows 11に導入されるかは不明ですが、実現すれば多くのユーザーからの反発を招くことになりそうです。
なお、Windows 11 Version 24H2では、CPUの要件としてPopCnt/SSE4.2が必須に変更され、Windows 11の要件チェックをバイパスして動かしていた一部の非互換PCが動作しなくなる可能性があると予想されています。