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Windows Update経由でVisual Studioを含む,Microsoft製品のアップデートが可能に

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Microsoft visual studio 2022 mac

Microsoftは6月19日(現地時間)、「Keep Visual Studio automatically updated and secure through Microsoft Update」と題したブログ記事を公開し、2024年8月から、Microsoft Update(MU)を通じて毎月第2火曜日にVisual Studioのセキュリティ更新プログラムの配信を開始することを発表しました。

この情報はDeveloper Community for Visual Studioや、MicrosoftのVisual StudioチームのMads Kristensen氏のXへの投稿などで事前に通知されていたものですが、改めて詳細が説明されています。

今回の記事によると、新しい更新オプションは、IT管理者が管理する組織に属していない環境で、Visual Studio 2022、Visual Studio 2019、Visual Studio 2017で利用でき、Previewチャンネルでは利用できません。

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MUを通じてVisual Studioのアップデートを受信するには、Windowsの設定画面を開き「Windows Update > 詳細オプション」で「その他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」をオンにします。オプションがグレーアウトしていて切り替えられない場合は、管理者がアップデートポリシーを管理しているため、利用することはできません。

更新を適用するには、一度Visual Studioを終了する必要がありますが、MUがVisual Studioを強制終了してアップデートを適用することはありません。通常アップデートは夜間のマシンのアイドルタイムに行われるため、翌朝、Windows Updateの履歴で、最新のVisual Studioセキュリティ更新プログラムが正常に適用されたことを確認することができます。Visual Studioを閉じて「Windows Update」の「更新プログラムの確認」ボタンを押して、手動で更新を開始することもできます。

なお、他のMicrosoft製品の更新プログラムを受信したいものの、Visual Studioの更新プログラムは受信したくない場合、次のレジストリキーを設定してオプトアウトすることができます。

[HKLM\Software\Policies\Microsoft\VisualStudio\Setup] “VSthroughMUUpdatesOptOut”=dword:1

また、8月に正式公開される前にプレビュー機能として試すことができます。これには「その他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」をオンに変更し、以下のレジストリキーを設定します。

[HKLM\Software\Policies\Microsoft\VisualStudio\Setup] “PreviewAutomaticUpdates”=dword:1

WUUpdateHistory

8月以降はこのキーは不要となります。

Microsoftは今後もMicrosoft Updateを利用したVisual Studioの更新機能を改善する予定です。これには更新の自動再適用の停止や、Visual Studioが開いていたために更新がキャンセルされた場合のエラーメッセージの改善、プログレスバーの改良などが含まれます。


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