Windows 7でWindows Updateを実行すると「新しい更新プログラムを検索できませんでした」と表示される不具合が発生しているようです(gHacks)。
画面上にエラーコード「80248015」が表示されるこの不具合は、どうやら個別の環境によるものではなく、特定のファイルの有効期限の設定が関係している模様。
Computerworldによると「c:\Windows\SoftwareDistribution\AuthCabs\authcab.cab」に含まれるxmlファイルのExpiryDateの日付が2017年12月3日になっているのが原因とされています。
<IssuedDate>2013-12-03T11:59:25.5067616-08:00</IssuedDate>
<ExpiryDate>2017-12-03T11:59:25.5067616-08:00</ExpiryDate>
このためシステムの日付を12月3日より過去に戻せばとりあえず動くようです。
根本的な解決はMicrosoftの修正を待つしかないわけですが あるブログではWindows Updateの設定の変更で「Microsoft Update」をオフにすることで解決すると説明しています。バッチファイルを利用する方法でも復活しましたが、これもMicrosoft Updateの設定が初期化されるのが影響しているのかもしれません。
▲実際に80248015エラーが発生しているWindows 7環境で、Microsoft Updateをオフにすると、Windows Updateが再び検索できるようになりました。
Microsoftは2014年にも同様の間違いを行っていて、Windows Server 2003やXPで80248015エラーが発生していた模様。