Microsoftは先日、Windows 10の最新プレビュービルド「Windows 10 Insider Preview build 17692」をInsider Program参加者向けに公開しました。同ビルドではSwiftKeyの追加を始め、ナレーターやゲームバー、検索改良、さまざまな不具合の修正など、多数の変更が行われていたのですが、これに加えFluent Designの要素である「Acrylic」がさまざまな場所に拡大されていた模様です。
Windows Blogに6月15日付けで追加された情報によると、Build 17692ではデフォルトで"light-dismiss" XAMLコントロールや"transient" XAMLサーフェイス(フライアウトのような)で有効になっているとのこと。
今回のアップデートでは以下のようなコントロールで有効になるとされています。
- コンテキストメニュー
- フライアウト
- オートサジェストボックスのドロップダウン
- コンボボックスのドロップダウン
- 日付と時間ピッカーのフライアウト
- メディアトランスポートコントロールのフライアウト/オーバーフロー
Build 17692では、例えば、タスクビューで開いているアプリケーションを右クリックすると表示されるようです。
ストレージセンサーも改善
ディスク容量が少ない場合自動的にストレージをクリーンアップすることができるストレージセンサーの機能も改良されています。OneDriveでダウンロードした「ファイルオンデマンド」を、指定した日数使用しなかった場合、オンラインのみに変更する機能で、「設定 > システム > ストレージ > ストレージセンス」の順に進むことで有効にすることができます。