Microsoftは4月末にWindows 10の大型アップデート「Windows 10 April 2018 Update」を公開しました。AdDuplexの調査によると、Windows 10が動作するデバイスの90%ですでにこのバージョンが使用されているそうですが、このアップデートでは大小さまざまな不具合が発生していることがこれまでに報告されています。
今回はWindows 10 April 2018 Updateをインストールしたデバイスから、ホームネットワークに接続した他のデバイスに接続できないという問題が報告されていて、Microsoftがその問題を調査中であることが判明しました(MSPoweruser)。
ただしMicrosoftはとりあえずの対処法としてワークアラウンドを公開していますので、以下その方法を紹介したいと思います。
とりあえずの対処法
Microsoftによると、Windowsで実行されているいくつかのサービスを「自動(遅延開始)」に変更することで、問題が回避できる可能性があるとのこと。
手順は以下の通りです。
- Widnows + Rを押してRunダイアログを表示。
- services.mscと入力したあとEnterを押す。
- 以下のサービスを探し、右クリックで「プロパティ」を選択。スタートアップの種類を「自動(遅延開始)」に設定して「適用」を選択する
- Computer Browser (Browser)
- Function Discovery Provider Host (FDPHost)
- Function Discovery Resource Publication (FDResPub)
- Network Connections (NetMan)
- UPnP Device Host (UPnPHost)
- Peer Name Resolution Protocol (PNRPSvc)
- Peer Networking Grouping (P2PSvc)
- Peer Networking Identity Manager (P2PIMSvc)
- Widnowsを再起動する
Microsoftはこの不具合を認識しており、今後公開される更新プログラムで問題が修正されると予想されますが、それまで待てないという場合、この方法を試す価値はあると思います。