最近Skip Aheadオプションを選択しているWindow 10 Insider Preview Build環境で、Windows Updateが動作しない状態になってしまいました。
具体的にはWindows Update画面が上記画像のように空白になったり、再起動しているうちに「0x80080005」エラーが表示されるというものです。
Windows Updateだけではなく、コマンドプロンプトを管理者で実行することもできないこともある(コンテキストメニューに"管理者として実行"がなぜか表示されない場合がある)など、とても困った状態になっていました。
今回はこの問題を解決する方法を説明します。
Windows Updateの問題を解決する一般的手順を適用
結論から書くと、今回のWindows Updateができない問題は、Windows 10の正式版でも適用できる方法で解決することができました。具体的にはコマンドプロンプトを管理者権限で開き、以下のコマンドを貼り付けて実行します。
net stop wuauserv net stop cryptSvc net stop bits net stop msiserver Ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old Ren C:\Windows\System32\catroot2 Catroot2.old net start wuauserv net start cryptSvc net start bits net start msiserver
この後何回か再起動して、Windows Updateを実行すると、更新プログラムがダウンロードされて最新版をインストールすることができました(なぜか一度では成功せず、何回か再起動、Windows Updateする必要がありました)。
まとめ
個人的な経験では、Windows Updateに関する問題を解決する方法としては上記のコマンドを実行する方法が一番有効なようです(その他トラブルシューティングツールを利用する方法よりも)。同様のトラブルで困っているかたはお試し下さい。