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Windows 10 Version 1809の遅れはハードウェアにも影響

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October update

Microsoftは現在、ユーザーのファイルが削除される問題によって一時的に停止していたWindows 10 Version 1809の公開を段階的に再開している状態です。

不具合修正版はWindows Insider Program参加者に対して公開されていて、一般ユーザー向けの再公開が待たれているなか、Windows 10 Version 1809の配信の遅れによって、新ハードウェアをサポートしない(あるいは不十分な)古いOSを搭載したデバイスが出荷されていることが問題になっているとの指摘が行われています(Neowin)。

例えばWindows 10 Version 1809ではQualcomm Snapdragon 850チップセットや、Intelの第9世代コアプロセッサのサポートが追加されていますが、これらのデバイスを搭載したSamsungのGalaxy Book2やLenovoのYoga C630は、Windows 10 Version 1803を搭載したまま出荷されているとのことです。

デバイスが動作しないというわけではないようですが、十分にテストされていないバージョンのOSが搭載されていることになり、本来期待されていたWindows 10 Version 1809に更新することで、安定性やパフォーマンスが向上することが期待されます。

Microsoftが毎月第二火曜日に行っている定例更新(パッチチューズデー)にあわせ、再公開になるのか注目を集めそうです。


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