Microsoftは現在、Windows 11の機能をこれまでよりも迅速に追加することができる「Moment」アップデートの提供を行っています。すでにMoment 1とMoment 2はリリース済みで、Moment 3が間もなくリリースされ、Moment 4の開発も進められていると噂されていますが、Moment 4(Windows 11 23H2)は少し期待はずれなアップデートになるかもしれません。
Windows 11 Version 23H2は22H2のようなメジャーバージョンアップ版ではなく、累積アップデートとしてインストールされる、より小さなアップデートになるとの情報が流れているからです。
Windows情報に詳しいPantomOcean3氏は、Microsoftが最近新しいビルド番号を持つ内部ビルドをリリースしたことを発見し、新しいビルドは、Windows 11バージョン22H2をベースにしたもので、有効化パッケージであるKB5027397が適用されたものとなっていると指摘しています。
22631.1825 - KB5026440 (internal)
22631 enablement package: KB5027397
Could 23H2 be a servicing style/enablement package update after all?
For those who want the velocity feature, it'll *likely* be MTestUx15, 42105254 https://t.co/pTz3eaXUZP
— PhantomOcean3 (@PhantomOfEarth) May 18, 2023
Windows 11 Version 23H2は2023年10月頃にリリースされる小規模なアップデートとなり、導入される新機能や変更は少なめのものになると考えられます。
次のメジャーバージョンアップ版は2024年後半にリリースされると予想されますが、これが噂通りWindows 12になるかどうかは今のところ不明です。