Microsoftが先日公開した2023年5月の月例更新プログラムで多数の問題が発生しているようです。
Windows 11 22H2向けのKB5026372ではVPN接続やインストールに関する問題、ローカルセキュリティ機関がオフになっていると警告が表示される問題など多数の問題が報告されていましたが、Windows 10用のKB5026361でもブルースクリーンを始めとしたさまざまな問題が報告されている模様。
RedditやFeedback Hubに具体的な問題が報告されていて、最も深刻なものは「PROCESS1 INITIALIZATION FAILED」というエラーメッセージが表示される問題のようです。
影響を受けたユーザーの一人は、コマンドプロンプトからAMD RAIDドライバーを手動で起動し、USBフラッシュドライブからWindows 10のインストールイメージを使用し、ブート修復を行うことで問題を解決したと説明しています。
また、エラーコード0x800f0922などが表示されるというインストールの問題や、強制再起動が発生する問題、アップデート後、Microsoft Edgeのアップデートに失敗し「0x800F0984 0x800F0984 Matching binary:vmswitch.sys missing for component:amd64_microsoft-hyper-v-d ...」というエラーが次々と表示されるという問題も報告されています。
現在Microsoftはこれらの問題を認めておらず、対策が行われるかどうかは不明です。
[via Windows Latest]