MicrosoftがWindows 11のスタートメニューの新しいデザインを試していることがわかりました。
Windows情報に詳しいPhantomOfEarth氏は、最新のベータチャンネルビルド「Windows 11 Build 22635.3420」では、スタートメニューの「すべてのアプリ」で、アプリをグリッド状に表示する新しいレイアウトが利用可能になっていると指摘しています。
従来のリスト上のレイアウトと比較すると一覧性が大幅に向上している事がわかります。
ただし、現在この機能は隠し機能となっており、有効にするためにはサードパーティ製ツールの「ViveTool」を使用する必要があります。
Windows 11 build 22635.3420で新しいスタートメニューレイアウトを試す
以下の手順を実行します。
- GitHubからViveToolの最新版のzipファイルをダウンロードし展開する。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開き、展開先のvivetool.exeが存在するフォルダにcdコマンドで移動する。
- 以下のコマンドを実行する。
vivetool /enable /id:48433541,48433706,48433719,48468527,48468541 vivetool /enable /id:47205210 /variant:2
- PCを再起動する。
なお現在は新しいグリッドレイアウトの機能は中途半端な状態で、アプリを右クリックすると「スタート設定」だけがメニューに表示され、アプリのピン留めやアンインストールを実行することはできません。またフォルダにも非対応となっています。
今後プレビュー機能として正式に公開される段階では、これらの問題は解消されると見込まれています。
[via Neowin]