Microsoftは現在、Windows 11 Moment 5の公開準備を進めています。Moment 5は現在プレビューアップデートKB5035942で提供されている段階で、4月の月例更新プログラムに含まれる形で一般提供が始まる予定です。
一方、Windows 11の次期メジャーバージョンアップ版24H2の準備も着々と進められていますが、RTMの可能性があると見込まれているDev/Canaryチャンネル向けのビルド「Windows 11 Build 26100」に存在する二つのバグをWindowsマニアのAlbacore氏が指摘していることがわかりました(Neowin)。
同氏によるとBuild 26100には、Visual Studio経由でアプリのデバッグが意図したとおりに動作しない問題があるとのこと。アップデートによって64bit版.NETが正常に動作しなくなった可能性があると考えられています。
So cool that the 24H2 RTM base (build 26100.1) has broken 64-bit .NET framework app debugging (from within VS at least)
God this release will suck pic.twitter.com/VLrcgjzVKw
— λlbacore (@thebookisclosed) April 4, 2024
またBuild 26090では問題なく動作していたVMwareの3Dアクセラレーションが動作しなくなったそうです。
What do you mean they also broke VMware 3D accel
This worked fine in 26090 pic.twitter.com/mVSTz7vHXs— λlbacore (@thebookisclosed) April 4, 2024
幸い(?)、Build 26100はRTMビルドではない可能性もあり、Microsoftがこれらの不具合を早期に修正することが望まれています。