Microsoftは先日、Windows 11 Build 26200.5001(Canaryチャンネルビルド)をリリースしました。このビルドではウィジェットやその他の変更、改良が行われていましたが、スタートメニューの「おすすめ」設定の説明テキストに変更が行われていることが注目されています(Neowin)。
以前のテキストは「Show recommendations for tips, shortcuts, new apps, and more」でしたが、新しいテキストは「Show recommendations for tips, shortcuts, new apps, ads, and more」となっており、「ads(広告)」が表示されることが明示されているのです。
TwitterユーザーのXeno氏によって発見された情報で、これに反応したAlbacore氏は、以下のような比較画像を公開しています。
Looks like outright ads might be coming to the Start Menu in Windows 11, not just the usual recommendations / tips / shortcuts / etc.
After enabling experiment 48797684 the text in Settings changes slightly to accommodate for this https://t.co/BVEPe0nGgr pic.twitter.com/rTcG4rV8iR— Albacore (@thebookisclosed) April 24, 2024
Microsoftは、Windows 11 23H2/22H2の最新のプレビューアップデートKB5036980で、スタートメニューに「おすすめアプリ」を表示する機能を追加しました。
この機能は実質的な広告だと指摘されており、説明テキストの変更がこの指摘を認めるものなのか、「おすすめアプリ」以外の別の広告を表示するための準備なのかその意図はわかっていません。
Albacore氏はこの機能は、ユーザープロファイルのパーソナライズを目的とし、「EdgeMicrosoftUserId」を要求する、新しいUDK APIを有効にすると指摘しており、Edgeに紐付けられた情報を利用した、新しいスタートメニュー広告が表示される可能性もあると考えられています。